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電池分圧保護回路基板

 前回のエントリの続報です。
http://info.m-s-tech.jp/?eid=120
所謂「電池分圧」のアンプ(単なる電池直列による正負電源)に於ける片減りによる直流出力防止用基板がやっと形になりました。

 

 

試作基板なので少し半田が汚いんですが、この様に実装します。

真ん中のDIPスイッチのON-OFFで放電終止電圧を設定し、右上のLEDがエラーフラグです。

 

機能としては…
・アルカリ乾電池006P(9V, 遮断終止電圧5.4V)
・2直列リチウムイオン充電池006P(定格7.2〜7.4V, 充電時最大8.4V, 遮断終止電圧5.8Vor5.4V)

・6直列ニッケル水素充電池006P(定格7.2V, 充電時最大8.4V, 遮断終止電圧5.4V)
・7直列ニッケル水素充電池006P(定格8.4V, 充電時最大9.8V, 遮断終止電圧6.3V)

・8直列ニッケル水素充電池006P(定格9.6V, 充電時最大11.2V, 遮断終止電圧7.2V)

・9直列ニッケル水素充電池(定格10.8V, 充電時最大12.6V, 遮断終止電圧8.1V)
に対応させ、各電池の放電曲線に合わせた電圧で自動的に切れる様にマイコンにプログラミングされており、DIPスイッチで使用する電池ごとに電圧仕様を切り替えられる様になっており、JPを導通させる事で様々な遮断電圧を設定出来ます。

 

遮断終止電圧5.4Vの場合は

1234 ON

JP 解放

遮断終止電圧5.8Vの場合は

1234 ON

JP 導通(※)

遮断終止電圧6.3Vの場合は

13 ON 24 OFF

JP 解放

遮断終止電圧7.2Vの場合は

24 ON 13 OFF

JP 解放

遮断終止電圧8.1Vの場合は

1234 OFF

JP 解放

 

※遮断電圧を7.5%上昇させる事で電池の放電を深くさせ過ぎず、電池の寿命を長く保つためのモードです。

 

またエラーフラグ信号の出力も可能なので、電池切れの際はすぐ外付けLEDの点滅でわかる様になっており、正常時点灯・正常時非点灯を選択可能になっています。

LEDを移設する事で選択可能で、画像の実装では「電圧チェック時点灯し常時非点灯」です。

「電圧チェック時消灯し常時点灯」の場合はA-Kの向きをそのままに下側のランドにずらして下さい。

 

 


値段ですが予価の通り、
¥16,000.-
となります。

ちょっと高くなっちゃったんですが…割と高機能になったのと、ニッチゆえの小ロット生産、昨今のお高いイヤホン・ヘッドホンを電熱線にして焼くリスクが0になり、現状同じ用途の製品が存在せず且つ自作の電池分圧アンプにも使えるという強みもあります。

 

当方で取り付けサービスが可能なのは
RSA SR-71
RSA SR-71A
RSA SR-71B
で、取り付け工賃として+¥3,500.-申し受けます。

 

 

また、71無印と71Aの改造ついでにと仰る場合は改造と保護基板の全部コミコミ¥50,000.-とします。

| その他製品 | 12:00 | - | - | pookmark |
同軸大波小波
 さて前エントリで書いた様に、乗るしかない…このビッg(ry なお話です。


前エントリやこの画像にある様に、AKシリーズはDoPをする事でMojoに対してDSD64(2.8MHz)のデータを送る事が可能です。

これは既存のリソースを有効活用出来るという事であり、非常に大きな強みです。
しかしAK側から出せるのはPCM信号として送られる176.4kHzまでであり、理想的な条件からは程遠いというのもまた否定ができません。
そう考えると、やはり光に比べて着実(可能ではありますが光は96kHzまでの規格ですから)且つ音も良い同軸にスポットライトが当たるのは必定…

ということで、今回はMojo用同軸ラインケーブルのビッグウェーブに乗ったり乗らなかったりなお話です。

 今まで弊社では同軸ケーブルの加工ですとはフジクラ電線のRG-179B/U、そして極地ケーブル、シャーク、というラインナップを主に作成依頼を受け製作してきました。
ただ、今回は「スマートに取り回し良くMojoと纏められること・更に高周波での特性の良さ」を主軸として据える事とし、新たなラインナップを組む事と致しました。

まず既存の線種を考えると…

・RG-179B/Uは細くて柔らかく、音も線が細く繊細で悪くは無いけども減衰量多過ぎてボツ。
・FTVS-305はディスコンで手持ちも少なく、正直なところ上も伸びませんし下も緩いですし、減衰量も多い予測でボツ。(DCケーブルとしては非常に優秀なので、寧ろそっちで売って欲しいのです…)
・極地は非常に誘電率も低く、減衰量は判らないけれど音は折り紙付きながらも、太いわ反発力は凄まじいわでこれもボツ。
・シャークは音は最高なので(そりゃあ¥9,000/mですし良くないと困ります)、太さとか曲げにくさとかどうでも良いんだい!!と思ったものの…


収納、どうですか?
(ダメです)

と言う事で…

そんな所でオヤイデ電気さんのみじんこさんがBeldenの179DTを用いたケーブルを作成するとの報。…流石のチョイスですね。
これは非常に価格ごとの棲み分けが大事になってきたなぁ、とひしひしと感じつつ。

そんなわけで、今回はニューカマーを3本程見繕いました。

シャークの画像の配置に収まる様にフォーミングしています。
またトランス搭載型AK用なので向きがあり、青帯がAK側です。
トランス用ではなく通常の同軸線用のピンアサインだと更に¥300お引きします。

手前から、
D1: ¥8,900.-
音はオールラウンダーで、上もそこそこ伸びてくれる。万能。悪く云えば無難。
しかし減衰量は非常に低く、情報量もかなり多い。
線も柔らかく取り回しは良好。曲げに強い。
迷ったら取り敢えずこれを最初に買われる事をオススメ致します。

D2: ¥9,800.-
一聴して分かる、凄まじく強烈な個性。ひたすらノリが良くガチガチなハードコア。
まるでゾネホン(しかもPro750)を聴いているような、打ち込み番長。アニソンもイケる。
定位やフォーカスはカッチリしていて極地にも引けを取らず、上は出るものの伸びが強くはないです。
物理的にもハードコアで、触った感触は針金ハンガーの様な硬さ。
成形する際はゆっくりとRを付けて下さいね。

D3: ¥12,800.- 
非常に高スペックで解像度も(原価も)高く、上の伸び方も青天井、ヴォーカルを瑞々しく綺麗に且つハッキリ表現してくれます。
音場も広めで、抜け良く、凄く解放感がある。
線材としてもやや硬い程度で、取り回しも◎。
手前味噌ながらこの3つならばこれが一番Mojoのキャラを伸ばしてくれます。上の出方や解像度に惚れ込まれて買われた方が多いと思いますしね。


上がD2、下がD3。ややD3の方が被覆の色は濃いです。

取り敢えずこの3種類で行こうかと思います。

後日(11/28)追記:
製作する上で見た目のチープさを低減したいという思惑も有り、上の画像に付いた黒いスミチューブを通常の場合はオミットする事としました。

↑こんな感じです。
強度的には十二分なマージンを取れており、防水面でも充填の度合から問題ないと判断した次第です。
ただその上で、改めてスミチューブを付けるのも手段の一つと考えておりまして、希望する際はその旨を注文メールに明記願います。

また、L字でなくて良いのであれば、シャーク(¥18k)や極地(¥9.6k)でも作成は可能ですし、ピンアサインや加工諸々は応相談です。
何かあったらinfoまで。
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HA5002の価格について
 fi. Quest注文時、または追加でのHA5002用変換基板及びHA5002実装済み基板の問い合わせが多いため、以下に価格を提示します。


HA5002変換基板のみ、、、1個/¥500
HA5002変換基板実装済、、1個/¥1,800


なおHA5002のみでのご注文の際はレターパック350にてお届けいたしますので、送料として別途¥350頂戴いたします。

ご希望の方はinfo@m-s-tech.jpまでご連絡ください。
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