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SR15改・SR15R

さて夏が過ぎ今年も2/3が経過しましたが皆さん如何お過ごしでしょうか。

私は絶賛腱鞘炎でステロイドを打ちつつダマシダマシではありますが何とかやっております。

それにしたって発売当初からずーっと評判良いですね、SR15。

どうにも70にしてもコイツにしても、どうしてAKはエントリー(10万弱だけど)に本気を出してくるのか…?

諸般の事情により先にロールアウトしたSE100Rよりも先に、ラインナップに加わる事となりました。

しかしそれでも産みの苦しみが非常に大きかったのです。(腱鞘炎がひどかったとかさておいても)

何故ならば…? 単純に基板上の集積度が高く、改造する上でも周りの部品からの絶縁や間隔確保に時間と手間が掛かるからです。

なので、この手間暇の掛け方がモロに価格とラインナップに影響を及ぼす事となりました。

 

今回SR15で最もフィーチャーすべきは、DACに新しく採用されたCS43198で、シーラスロジックの最新鋭且つDSDネイティヴのハイエンドチップである事のみならず、それをデュアルモノ構成で運用している事が挙げられます。

他には、デジタル電源の容量がSP1000よりも大きかったり、CPUも全AKシリーズ中最高スペックで、それがUIのサクサクさやSDカードの読み込み速度向上などの足回りの強化に多分に寄与しているのが挙げられます(だからどうしてAKはエンt(ry

 

さて閑話休題…このDACチップの何が最も画期的かを説けば、チップ内部にチャージポンプ回路が内蔵されており、負電圧の出力が可能であるということです。

普通のDACチップは電源に+5V〜+3.3Vを採用し、デジタル区画とアナログ区画で別個に電源供給がなされ、大概の場合は出力にはアナログ区画電源電圧の半分の電圧を中心としてフルスケールの信号を出力します。

つまり解りやすく言えば、アナログ区画電源電圧が+5Vとして半分の+2.5Vの電圧を中心に±2Vの電圧が出力された場合、GNDの0Vを基準とすれば、+0.5Vから+4.5Vの電圧が出力から出てくる事になります。

言い換えれば、出力信号には絶えず最低+0.5V以上の直流が乗っており、このままアンプで増幅したところで直流が増幅され絶えず乗るとも言えてしまい、当然イヤホンヘッドホンは電熱線となって発熱し、ボイスコイルは焼かれてオシャカになってしまう事になります。

普通はそれを予防する為に、DACの出力に対して直列にコンデンサを挿入し、直流成分を遮断して、0Vが基準の-2V〜+2Vまでの純粋な交流に変換して下流に渡してあげる必要があります。

この直列に挿入されたコンデンサこそ、第1世代のAK100から連綿と受け継がれ存在した「カップリングコンデンサ」であり、音質上のボトルネックとなっていた部分でもあり、且つ私がAK70改乙で最も苦労し、F95で大損こいた苦い思い出の部分でもあります。

さてこのCS43198ですが非常に便利且つ優秀で、+電源のみしか供給されていないのに内部で負電源(GNDの0Vより低い電圧)を作れるDACチップなのです。

その結果として、最初からGNDの0Vを基準として±2Vの電圧を出力から出す事が可能で、カップリングコンデンサを抜きにした回路構成となっています。

コレは非常に私としても有難い…(切実)

 

じゃあその分施工も楽だし部品代安く済むじゃねえか!と思った所で、そんなに世の中甘かぁない…非常に部品間隔が狭く取り回しは最悪の部類でリスク高いです。

アナログ回路自体は殆どがAK70mk2を踏襲していますが、私が懸案としていたLPFの部分も治っており、ノイズフロアも低く「回路としても真っ当」だと思います。

なので、アナログ回路の施工方針はAK70mk2と同じで良いだろうと判断し、そこには何の苦労もありません。

しかし問題は、デジタル電源周りの施工です。これが非常に厳しい…ギッチギチなのです。

部品交換したりしても隣と干渉したり、結果ケーブルを這わせて遠回りせざるを得ない部分が多々存在し、施工する上で他の部分の倍の時間が掛かりました。

基本的に私の改造メニューというのは「本体価格の半分くらいで出来ること」を一定の基準としています。

よって苦渋の決断なのですが、アナログ電源部分の施工をオミットする事でそれを実現せざるを得ないと考えています。

その分、当初の想定の70mk2と同価格(¥58,000.-)よりも価格を下げる事にしました。

それでも「デジタル周りも含めてやって欲しい」という声も結局は出ると思います。なので少し価格は高くなりますが、そちらも用意する方針です。

 

ということで、

SR15改

バランス・シングルエンド出力の強化と高域の改善、全体の情報量の向上、上記の様にデジタル電源周りの施工を簡略化

SR15R 

バランス・シングルエンド出力の強化と高域の改善、全体の情報量の向上、定位と音場表現の正確性向上、デジタル電源周りの全施工

という棲み分けとなります。

 

音の傾向ですが、70mk2同様にOPA1688のクセはどうにも消しにくい所があり、下の硬さの主張をどう減らすか?が主眼となります。

如何に上の伸びを殺さずに、奥行きを出すか?

声は浮くんだけど、更にエロさを出すか?

下は量は出るけど、フォーカスを上げてを沈み込ませるか?

そこを踏まえて今回は組んだつもりです。

改にしろRにしろ、両者圧倒的に歪率は改善しているので、そこも是非聴いて体感してもらえればと思います。

 

肝心の価格ですが、

SR15改¥49,000.-

SR15R ¥66,000.-

そんなわけで、ここはひとつご理解とご容赦を頂きたいところでございます…

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