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SP1000SSR。

 という事で早速です。

いやーデカい。fi.Qとおんなじサイズw ここまでデカいと、やはり如何に単体で完結させるかを至上命題とせにゃなりません。

でも何が良いって、CPUが非常に高性能でUIも洗練されている事…動作がサクサクでストレスフリーな事はやはり大きいです。

そしてガッツリCPUや電源チップの放熱が意識されている…これは非常に大きな進化です。これを以って初めて名実ともにハイエンドと云える手間暇の掛かり具合であると云えましょう。

AK70に引き続き出力も取れる設計思想も踏襲しているのもあって、380を聴いた時みたいな残念感はありません。

 

回路構造的にはAK70の目玉であったOPA1622ではなくOPA1688という更に出力の取れるオペアンプをシングルエンド・BTL側双方に用いており、率直に言えば「380で懲りたのだな」という印象があります。まぁ結果オーライという所ではないかなと。

一つ素晴らしい事として、DAC出力からバランス(BTL)回路へ向かうルートとシングルエンド回路へ向かうルートが完全に独立しています。今までの製品の構造としてはシングルエンドの回路の途中までバランス構造があって、BTL出力をそこからそのまま抽出していたという形だったんですが、やはりデカい故の実装余裕がモロに現れてますね。単純に理想形の構造を形作っていて、ここもまさにハイエンドと云えるものです。(つまりエージングは1A・1Z同様に各々必要な流れとなります)

シングルエンド・BTL側双方が同じ構成ですから、音の傾向としてシングルエンドとBTLの差としてはそのままBTLの優位性がこの場合顕著に出ます。

しかしOPA1688、明らかに1622よりも性能の上でも価格の上でも下位ランクです。色々理由を考えたんですけど、多分これは「わざと選択したのではないか」と考えるのが自然だという結論に至りました。ノイズ対策もされてますし、出力至上主義って感じです。じゃあ載せ替えれば、と思ったところでピンアサインが特殊ですので無理ですね。

 

さて、1000(SS)Rと呼称する事にしましたが、自分にとってSP1000が240の再来と言えるほどの傑作機だと思っているからです。開けやすい・実装しやすい・空間余裕がある…水子となった380改(1台だけ作って実装と難度的に時間が掛かり過ぎてコンスタントにやるにはペイ出来ないと判断)の鬱憤をここで昇華出来ると思えましたね。

やってる事自体は70改乙の延長上です。音的にも改乙同様に音場の広さ・定位・立体感を特徴として改丙同様のきらびやかさを加えてステンレス筐体のクセを軽減する一助としています。ではどうしてここまでガワの音が乗るか?というのは単純な話で、ガワを通る電流が多いからです。昨今の高密度実装された多層基板を用いるDAPでは殊更そうですが、どうしても基板の箔厚が相対的に薄くなり電気抵抗値が高くなってしまいます。それに比して電流要求量の多いCPUやDACチップが載ってますから、流れる電流の分だけ電位差も発生しやすくなって(なのでノイズ対策もシビアに)、基板を経由するよりもガワ経由の方が相対的に流れる電流も多くなりやすいのです。

じゃあ対策はそうならなければ良いだけ、って事ですね。至って解決方法はシンプルです。

 

 さてお値段ですが、¥219.000.-でやろうかなと考えています(慣熟を兼ねて先着5台のみ¥198,000.-)。

今後更に加筆していく事になるかと思われますが、何か質問等あればinfoへどうぞ。

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第六KANN

 KANNですが、組んでみて差し当たって検証に問題は無い様なのでGOを出します。

しかし名前的に「KANN改」って語感的に云いづらい感じが否めないですね。

最初は「完」にしようかとも思ったんですが、全ての終わり的な感じもしますし、吽があるなら阿がないといけませんし…

となると…音読みでカンで穏当な所を見てて、kann→can→ability→能う→「敢」or「勘」あたりでないかなと思いつつ。

「敢」え(て改造す)る or センスとしての「勘」のどっちが名称として妥当かと言われれば私の勘で云えば後者かなと。

と言うことで「勘」と以下呼称します(字面でしか区別付かない)。

 

 さてその勘ですが、フィーチャーすべき改善内容としてはやはりローの出方でしょうか。

もっとモタ付きが無くて、上も伸びて、元々備わっている駆動力の高さを活かすべくシャッキリと…というコンセプトです。

改善内容としては基本的には70改乙と同じと思っていて下さい。

(今回は違うコンデンサなので例の問題からは解放されているのがまだ救いとして大きいです)

・コンデンサ

・クロック

・電源強化

・クソコテ理論適用に基づくフィルタの変更と位相の調整

ただ今回は更に、駆動力の向上と歪率の低減に重きを置いています。

やっぱりKANNを買う時点でユーザの駆動力への優先度は高いと思うので、やはりそこを全面に出してダンピングファクタを上げつつレスポンスの良さを体験してもらった方が満足度は高いのではないかと思います。

でも70改乙同様に音場が上下左右に広くヘッドルームの形成が精緻で距離感が非常に掴みやすいという特徴はやはり継承されています(今後は特にリクエストが無い限りは、ずっとこういう音作りになるでしょうが)。

リファレンスに用いたIEMは334SRとFitEar AIR、ヘッドホンはシグプロとK7XXです。

 

 さてお値段、少々悩ましい所でしたが68,000円となりました。

70改乙との棲み分けを踏まえつつ、「これくらいならやってもいいかな」と思える実機の値段と出音のバランスを考えるとこんな所かなと。

今後何か派生(要は「勘乙」とか)がもし出るとしても、70改丙同様に一旦納品後に別対処という形になります。

せいぜいコンデンサの変更みたいなマイナーチェンジに留まると思うのでそこまで価格差も大きくならないでしょう…

 

 以上そんな所です。追記あれば適宜。

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